抽象画は難しい?について画家が解説|早川剛オンライン絵画教室
2024/04/18
日本人にとっての抽象画
今回の投稿は抽象画について。
皆様抽象画、と聞くとどんなイメージが湧きますか?
「意味不明」
「とっかかりづらい」
「難しい」
「分からない」
そんな否定的な声が続々と聞こえる気がします。
日本人の一般的な感覚は上記に該当する事が
多くあるのではないでしょうか?
もちろん無理に興味を持つ必要は
どこにもありません。
意味が分からないママでも
生活上なんにも困りはしないから。
一方、少なからず興味を覚えた方が
このページを見てもらってると思います。
ありがとう!
で、前置き長くなりましたが、
今回は抽象画を描くに当たって
簡単な点、難しい点を
画家目線で解説します。
抽象画が簡単な点
抽象画をディスる文言として
「誰でも描けそう」
と言うのがあると思います。
これはある意味当たっています。
もちろん全部ではないですが、
いわゆる描写力、デッサン力が無くても
描ける「場合も」あります。
大切なのはやってみる事かなと思います。
絵の具と戯れると言うべきか何というべきか。
絵の具を重ねたタッチや
偶然出来た色合い、風合い、
そんなモノを活かして描いていくのが
抽象画になります。
抽象画が難しい点
では一方難しいのはどこか?
それは
「答えがどこにあるのか、
終わりがどこにあるのか分かりづらい」
と、言う点です。
上記に描いた通り、
誰でも描けそうと言う意見がある一方で
誰でも描けそうだから、
どこに答えがあって
どこにゴールがあるのか
イマイチ「?」な点があると思います。
だから描いている側からすると、
抽象画はサクッと申し訳ないくらいに
早く終わる場合もあれば、
袋小路に迷い込んだ感覚に陥る事もあります。
とは言え一応画家として活動して
描き続けていると、
ぼんやりとしながらも
自分なりのゴールの基準があったりします。
上手く言葉には出来ませんが。
また、絵として魅せると言う意味からは
やはり少なからず技術が必要だったりします。
まとめ
・描く上で抽象画を難しく考える必要はない
・一方描くとなると、ゴールがどこにあるのか感覚値になるのでハマるとしんどい
・少なからず絵として魅せる為の技術はあった方がよい
まとめると上記になります。
分かりやすさに欠ける一方
具象画にはない自由さが
もしかしたら抽象画の魅力なのかもしれません。
今回はここまで。
もし抽象画を描く事に興味があれば
以下体験教室から是非試してみてください。
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