【画家の雑学】絵を通したプロと趣味の趣向の違い
2023/10/10
今回は絵画教室運営や、美術作家として活動してきた経験からの雑学を記載します。
■プロと趣味の違い
一言言えば
「自己顕示欲」
と言えると思います。
例えば皆様、
義務教育の中で図工や美術が好きな人の
イメージってどんなでした?
自分は無意識に思ってました。
「おとなしい人」
「静かな人」
と。
でも高校進学の際、
普通科では無くデザイン科を選んで、
高校進学した際に驚きました。
クラスの皆、どちらかと言うと
テンパった連中、
自己主張の激しい連中、
頑固頑迷な連中が多かったのです。
■絵画教室を始めて感じた事
そして2013年に絵画教室を始めました。
講師経験も無いのに、
無謀にも一人で運営から何から零から始めました。
有り難い事に、段々と生徒さんが増えてきて感じました。
「懐かしい」
どういう事かって、
義務教育の中で、
いわゆる自分が感じてた
図工や美術が好きなタイプが多いのです。
同じ「絵を描く」事が好き、と言う共通点があるのに
この明確な違いは何なんですかね?
不思議です。
■プロと趣味の趣向の違い
あらためて、
絵を描くと言う行為を通した
プロを目指す人と、
趣味で楽しむ人の違いとは?
やっぱり自己主張だったり
満たされない何かを抱えてたり
良くも悪くもこじれてたり、
そういうものを持ってるか持ってないかの
違いなのかなぁと感じます。
もちろんどっちが正しいとか、
間違ってるとかは無いですよ?
だってそれぞれの人生の選択ですもの。
突き抜けた何かを欲して
プロを目指すもよし、
趣味として程よく楽しむのもよし、
なのです。
どっちか言うと、趣味でバランスよく
楽しめる人の方が幸せな気がしますが…。汗
■作家活動は疲れる
いやだって作家活動って
疲れるのですよ。汗
金に成らないのはもちろん、
周りに無意識に馬鹿にされるし、
家族からはクズ扱いされるし、
端から見れば、好きな事を生業にしてて
羨ましいとか思われたり言われたりするけれど、
けれどさ、
やっぱりしんどい事も多いのです。
普通に働いて、家庭を持って、
趣味として絵を描いてる人の方が
圧倒的にバランスよく、
幸せと思ってしまう今日このごろなのです。
以上本日の雑感でした。