オンライン絵画教室のメリットデメリット
2024/10/07
今回のお題
今回はオンラインの絵画教室のメリットデメリットについて
運営目線で解説します。
メリット
自宅で受講が可能
まずはメリットから。
皆様想像しやすいと思いますが、
なんと言っても自宅から出る必要がないこと。
絵画教室って、はっきり言って商売としての
旨みが少ないため、数も少ないです。
そのため、場所ありきの絵画教室だと
それなりの時間をかけて往復する必要が
住んでる場所の運不運で出てきます。
仕事ならまだしも、
習い事に往復1時間とか、ましてや片道1時間とか
ちょっとしんどいですよね？
その点、オンラインであれば
自宅から出る必要がなく、
その分時間を無駄に使う必要性がなくなります。
画面共有が可能
オンラインの絵画教室の場合
zoomやgooglemeet等のビデオ会議サービスを
利用します。
そしてそれらのソフトは無料で使用でき、
画面共有が可能です。
対面の絵画教室の場合、
描いてる作品を目の前にして
基本口頭でアドバイスします。
一方オンラインの場合、
画面共有をしながら
制作途中の作品にPhotoshop等の画像編集ソフトを
使ってアドバイスしていくことになるので、
むしろこちらの方が分かりやすいケースもあります。
自分の作品を講師に直接いじられないで済む
コレは人によって好み分かれると思いますが、
自身が描いてる途中段階の作品に
講師が手を加えることを嫌がる生徒さんがいます。
そのへん単なる好みの問題なのですが、
教える方からすると、
直接描いて見せた方が分かりやすい、
伝わりやすいケースも多々あります。
こちらは一生懸命説明するのですが、
言葉だと認識に齟齬が生まれることが多々あるためです。
その点、オンラインだと物理的に距離が離れてるため
例え画像上で編集を加えられたとしても
作品そのものに手を加えられることはないので
講師に加筆されたくないと言った希望を持つ方の場合、
その心配が無くなります。
デメリット
不安感：思い込みの力は強い
一方デメリット。
一番はやはり不安感なのではないでしょうか？
「実技をオンラインで教わるなんて無理に決まってる」
「どうしてもオンラインで実技を習うことに不安が拭えない」と
言う強い固定概念を持ってる人が多い事を強く感じます。
もちろん否定するつもりはありません。
価値観は人それぞれです。
なので、無理に決まってると強く信じてる人は
ハッキリ言ってオンラインの絵画教室は向いてません。
だって意識変えるのってむずいもの。
デジタルに対する苦手意識
デジタルに対する苦手意識が強い方も
正直厳しいと言わざるを得ません。
正直なんでもかんでも精通してないとイケナイかと
言えば、そんな事はありません。
最低限使えれば問題ないのです。
Zoomのインストール等、
やりながら慣れていけばいいだけの話です。
それでもやはり、
最初から苦手意識が強く、
どうしてもpcやスマホは嫌だと拒絶感がある場合、
やっぱりオンラインは向いてないと言わざるを得ません。
画材を全て揃える必要性
そして巷の場所ありきの絵画教室の場合、
一部画材を教室側で用意してくれてたりするケースもあります。
どこまで支給されるかは教室ごとに違いますが。
その点、オンラインの場合は
どうしてもすべて生徒さん側で揃える必要があります。
もちろんどの画材がおすすめ等
レクチャーはするのですが、
最初は少々面倒に感じる方もいると思います。
まとめ
【メリット】
・移動の手間が省ける
・画面共有が可能（むしろ分かりやすい場合も）
・自分の作品を講師に加筆されずに済む
【デメリット】
・デジタルに対する不安感、苦手意識が強い人は向いてない
・画材を全て揃える必要性有り
何かしら参考にしてもらえれば幸いです。
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